2018/02/09(金)
腰痛症状【分離症】
カテゴリー:ブログ
皆様 こんばんは
島根県 松江市古志原と飯南町で
慢性腰痛専門整体院~かいとう~を営んでいる
院長の海藤です
本日もブログをご連頂ありがとうございます。
本日の話題は
「分離症」です。
最近来られた方でこの症状の方がいらっしゃったので
お話ししたいと思います。
腰椎は背骨を構成する骨です。
当たり前ですが、骨折します。骨なんで。
圧迫骨折は潰れますが、腰椎分離症は割れると考えて頂いて間違っていません。
背骨のパーツの椎骨は、ブロック状に考えられがちですが、一部アーチ状になっています。
「椎弓」と呼ばれる部分です。
そのアーチ状の弱い部分が骨折します。
ブロック部分の「椎体」と、アーチ部分の「椎弓」でできているはずの椎骨が分離してしまいます。
だから「分離症」なわけですね。
分離症が起こるのは、ほとんどが腰の部分の腰椎ですが、他の部分でも発生します。
原因として、強い外力はもちろんのこと、繰り返しかかる外力でも発生します。
ジャンプする、ひねる、反らすなどの動作です。
そんな動きを繰り返し何度も行うケースは一つくらいでしょう。
ズバリ、スポーツです。(うちの患者さんはバレーの選手)
分離症が発生するのは10代の頃で、発覚するのは何十年後です。
通常の人でも分離症は見られますが5%程度ということですが、
スポーツ選手の場合30~40%見られるとのことです。
ですから、子供の頃から激しいスポーツを長年続けるのはお勧めできません。
好きだからといって我慢して行うと後でひどい目に合います。
しかも腰は首と連動していますので
首を痛めてお悩みの方も多いのが現実です。
同じ種目であればなおさらです。
同じような動きしかしないからです。
身体を育てる過程で、身体を壊すのは本末転倒。
プロスポーツ選手に憧れるのは簡単です。
ですが、なるのも続けるのも非常に難しいのが現実です。
アナタが親御さんであれば、子供の身体にリスクが発生する事を理解し、
それをケアする方法を身につけるか、
ケアしてもらう治療院やセラピストをパートナーとして見つけて下さい。
アナタがプロスポーツ選手を目指しているなら、
自分が将来腰痛で苦しむ可能性について覚悟をして下さい。
そして、やはりコンディションを整える技術を身につけるか、
パートナーとなってくれる治療院やセラピストを見つけて下さい。
もちろん、スポーツケアやコンディショニングは保険適用外です。
接骨院などで保険で請け負ってくれる場合は明らかに違反です。
部活や練習中など学校管理下の場合は、「日本スポーツ振興センター」などの
災害共済給付制度などが使える場合がありますが、
詳細は学校に問い合わせて下さい。
http://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/kyosai/pdf/H28_4Kchirashi.pdf
もちろん、ケガに限ります。
子供や学生の急性腰痛も注意が必要なことが分かります。
ただし、大人になってからは話が変わります。
腰痛があります。⇒ 整形外科でレントゲンを撮り、分離症と診断されました。
分離症だから、手術以外の方法がありません。
それってホントですか?
急性期で、骨折端がゴリゴリ当たれば痛いでしょう。間違いなく。
骨折端はくっつくことなく何年も経てば「偽関節」と言って骨は離れたままです。
もし、同じ動きをすると必ず同じ痛みが出るのであれば、
骨と骨がぶつかる痛みだと思います。
そうでない場合、例えば昨日は楽だったけど、今日は痛い。温めると楽になる。
骨と骨がぶつかる以外に、何か他に原因がある気がしませんか?
諦めずに楽になる方法を探してみませんか?
※施術中は電話に出られませんので、留守番電話に自身のお名前と電話番号を入れて下さい。必ず折り返し致します。
※診察時間は10時〜20時までですがメールフォームからのご予約は24時間・年中無休で承っております。診察時間外にホームページをご覧の方は、ぜひメールフォームからのお問い合わせをお願いいたします。
※メールフォームはお名前・お電話番号・メールアドレスを入力するだけの簡単なものですのでお気軽にご利用していただけます。当院は完全予約制の為、事前にご予約をお願いしています。